STABILIZER GNZ のお話


先日STABILIZER GNZ(スタビライザージーンズ)の展示会に初めてお伺いさせていただきました。




そこでまた改めて、ブランドの魅力を紹介させていただこうと思い今ブログを書いています。




STABILIZER GNZは製品洗いや毛焼き加工を一切施さない、リジットデニムに拘りジーンズを作り続けているブランドです。




デザイナーは矢實朋(やざねとも)氏。




矢實氏はパタンナーとしても活躍しており、某パリコレ常連ブランドのパターンなども手掛けています。




まず僕が忘れられないエピソードとして矢實氏がインタビューで「古着をたくさん見てきて、自分にジャストの古着のリーバイスだけがどうしても似合わなかった」とお話しされていたことがありました。




パンツにおいてフィッティングが全てだと個人的には思います。しかし古着では1インチごとにサイズ展開があるわけでもありませんし自分にぴったりのウエスト、レングス、良い状態で見つかることはそうそうありません。




僕も身長があまり高い方ではなく170cmちょうどしかないので、お世辞にもスタイルが良いとは言えません。




しかしそんな僕でもSTABILIZER GNZのジーンズだけは、全てのフィッティングがピッタリとハマり体に馴染んでくれます。




パタンナーでもありデザイナーでもある矢實氏だからこそ為せる技だと思います。




ディティールはかなり削ぎ落とされたミニマルなデザインですがその無国籍な雰囲気はアメリカ的でもなく、モード的なアプローチでもありません。







一年中また長い年月履くデニムだからこそ普遍的でプレーンなものを選んでいただきたいです。




STABILIZER GNZ / 0-04 “FLARE”
¥19,000+TAX




私もSTABILIZER GNZの洋服をよく買わせて頂いているのですが、初めて買った時に驚いたエピソードとして、8−22 stand collar jacketを初めて洗濯機にかけてベランダで乾かし終わり取り込んだ際にジャケットが一人でドンと自立しました。




STABILIZER GNZ / Engineer Jacket 8-34V

¥26,000+TAX




STABILIZER GNZに使われているデニムは14ozのものでさらにノリのついたリジットのみを使用しており、その固さは折り紙付きです。




ただその固さがあることによって生まれる美しいアタリや耐久性が保証されています。




最初は固くて履きづらくとも履き込み育て、そうして段々と体に馴染ませていくその工程で愛着が湧き自分だけの一本になる。STABILIZER GNZのジーンズはそんなパンツです。




STABILIZER GNZ / 0-09 “SELVEDGE WIDE STRAIGHT”

¥19,000+TAX







feets 志村

ENDS and MEANS BAG


今期から再びお取り扱いさしていただくことになった「ENDS and MEANS 」ですが改めてブランドのご紹介をさせていただこうと思います。








2011年に内山太郎氏によってスタートしたブランドで、ロンドンのデザインスクールを卒業後、日本のブランドのディレクションを経て独立された方です。




三重県の伊勢のアトリエにて製作されているアイテムはアウトドアのテイストを感じられるようなものが多いですが、それはハイテク素材を用いた機能美を求める物ではありません。




80年代前後のシエラデザインやパタゴニアなどに見られる機能性もありつつどこかレトロな雰囲気のある、そんな時代のアイテムに近いと言えるかもしれません。




今回はそんなENDSandMEANSを代表するアイテムの一つバッグについてご紹介させていただきたいと思います。




素材とデザインをマイナーチェンジしながら毎シーズンリリースしているバックパックとショルダーバックです。




今回は生地に塩縮撥水コーティングを施したナイロン素材を使用しています。








塩縮加工とは




ナイロンの塩縮加工はナイロンの繊維を特殊な薬品で膨潤させることで糸に膨らみを




持たせることによって繊維の体積が増え、その分生地が縮んで詰まったような風合いに




仕上げすることが出来る加工です。




ナイロン繊維の公定水分率も通常のナイロン繊維よりも低くなるため、




ドライタッチな風合いに変化する事が特徴です。




またシワ感も生まれ生地に表情が生まれています。




またその上から撥水加工もかけているので雨にも強い生地になっています。




今回ショルダーバッグ、バックパックともにパッカブル仕様になっており、小さく携帯することができます。




エコバッグ的な使い方もできるので日常使いに重宝します。ギフトなどにもおすすめです。









“ENDS and MEANS” Sholder Bag

¥12,000+TAX
color black.beige








ENDS and MEANS / Packable Backpack

color brown black
¥18,000 +tax




feets naoto

RIPRAP 2020ss


お久しぶりです。feets志村です。




コロナウイルスの感染拡大に伴いお店も休業せざるを得ない状況となり2週間近く経ちました。




私はこんな状況だからこそ音楽や映画、アートそしてファッションが心の栄養になってくれることを信じています。




そんな私が最近購入したRIPRAPですが、2020春夏のコレクションアイテムがお店には続々と届いています。




その中からいくつかご紹介させていただこうと思います。




まずこちらのsnow hoodieをご紹介させていただきます。








コットンリネン素材の春夏にふさわしいサラッとした生地で仕立てられています。




コットンリネンと言えば少しザラッとした質感を想像される方が多いと思います。




しかしこちらのスノーフーディーに使われている生地は特殊な樹脂加工を施してあるので、生地にハリ感を持たせつつしっとりとした質感に仕上がっています。




また私が着ていて思うことなのですがこの手のアノラックタイプアウターと比べてかなり着心地が軽いことです。




例えるならフード付きのシャツのような感覚です。




その軽さを実現しているのが縫製にあります。




こちらのアイテムはアウターでありながらシャツ工場で仕立てられています。




ドレスシャツのディティールが随所に散りばめられているのでそこに注目して探してみるとこの服をより楽しむことができます。




また職人達の技によって縫代をかなり少なくすることができるのでそれによって着心地が軽くなっています。




また今期のアイテムで同じようにシャツ工場で仕立てられたアウターがあります。




それがRIPRAP hunting jacketです。







こちらは素材が変わり番手の高いウールとリネンを使用しています。




生地の段階と製品の段階で洗いをかけているためこちらも着心地が非常に軽くまた柔らかくしなやかです。




カバーオールと言うとワークのアイテムのイメージが先行してしまい堅牢で重たいものを想像してしまいますが、こちらはそのイメージとは全くかけ離れたものです。




お店には他にも新しいアイテムが届いています。




毎日スタッフ一丸となってオンラインショップも更新しています。是非ご覧ください。




hunting jacket

price 40,000+TAX
size S M L
color NAVY BLACK




snow hoodie
price 32,000+TAX
size M L
color WHITE GREY




CABOCLO

今ファッション業界全体としてSustainable(人間・社会・地球環境の持続可能な発展)をテーマとして環境問題に取り組もうとする動きがあります。

自分達の息子、孫の世代さらにその未来の世界まで資源が存在する世界を目指して今の世代が取り組まなければこの問題は解消されないと私は考えます。

そんなサステイナブルに取り組んでいるスペインのシューズメーカーcabocloについて今回はお話しさせていただこうと思います。

cabocloはスペイン在住のブラジル人女性、JULIANOによって2006年に設立されたシューメーカーです。
あまり知られていないのですがブラジルは靴の生産量が中国、インドに次いで世界第3位を誇る国です。

ブラジルの靴の良さはなんといってもコストパフォーマンスです。16世期頃から始まったブラジルの靴作りですが、今日に続くまで靴工場と多くの靴職人によって支えられてきています。

デザイナーのJULIANOはこの職人達と靴工場を守るためmade in Brazilにこだわり手作業にて丁寧に作られています。

さてこちらのcabocloがなぜサステイナブルかというお話しですが、大きく理由が2つございます。
まず1つが革のなめし方にあります。

皮のなめし方には色々な方法があります。しかしその多くは有害物質が発生するもので、周辺環境が汚染されたり、なめし職人に健康的な被害が出るケースも少なくありません。私が先日読んだバングラディッシュのなめし工場の記事です。

「バングラデシュ:革なめし工場が引き起こす 労働者の健康被害 周辺環境の汚染」

このように健康被害に苦しむ子供や環境汚染が背景にあるのです。

cabocloでは全てのレザーアイテムをベジタブルタンニンなめしという方法でなめしています。

ベジタブルタンニンでは植物由来の材料を使用しているので有害物質が発生しません。

またアレルギーをお持ちの方でも使っていただけます。

またレザーが廃棄され燃やされたときに発生する有害物質もベジタブルタンニンなめしでは発生しないのでその後も地球と人に優しい製法と言えます。

またベジタブルタンニンなめしの魅力は他にもあります。

それはエイジングです。

植物タンニンなめしの良さはなんといってもエイジングが楽しめること。使い込んだ時間と共に革が柔らかくなり色艶が増してくるので、自分で革製品を育てていく喜びがあります。

恋人に感謝や愛の言葉を伝えつづけることが良好な関係につながっていくように、植物タンニンなめしの革製品も、日々のブラッシングと共に、月に数回クリームでお手入れしてあげなければなりません。その手間を愛おしいと思える人にはぴったりです。


さてもう一つの理由ですがそれはソールに使用されている素材にあります。

こちらのcabocloのソールはラバーソールを使用しているのですがそのラバーに廃棄されたタイヤの端材を使用しています。

タイヤの中には日本が誇るタイヤメーカーダンロップのものや私達にも親しみのあるブランドのものがあります。(一点一点異なるものです)
このようなリユースを徹底して行なっている姿勢はまさにサステイナブルなものづくりと言えるのではないでしょうか。

こちらのcabocloの箱には一つ一つアソートのエコバッグが同封しており、南米の空気感を感じさせてくれます。靴入れとしての役目が終わった後はお買い物用のバッグなどとしても使えるので無駄になりません。
私はこの靴からデザイナーの地元ブラジルのレザー工場そしてそこで働く職人さん達の雇用を守る姿勢、地球の環境に配慮した前向きなサステイナブルの姿勢を感じとても共感しました。

このブログそしてcabocloのものづくりから私達人類が抱える様々な問題を考えるきっかけになってくだされば幸いです。

CABOCLO / leather sandals 25

9,800+TAX

color black, brown

size 36(23-23.5)37(23.5-24)38(24-24.5) 

CABOCLO / leather shoes 08 “

19,800+TAX

color black,brown

size 37(23-23.5), 38(23.5-24), 39(24-24.5) 

CABOCLO / leather shoes 46

19,800+TAX

color black brown

37(23-23.5), 38(23.5-24), 39(24-24.5) 
40(25-25.5)41(25.5-26)42(26-26.5)43(26.5-27) 

OUTIL”CHEMISIER MORIAT”









¥28000+tax




color  ecru




size 2,3




ユーロ古着のブームは今現在日本でも大きなムーブメントになっており、ユーロ古着の値段はここ5〜10年でかなり高騰している現状があります。




ユーロ古着、特にフランスのワークウェアやミリタリーウェアにはアメリカ古着にはないどこか洗練された上品さがあり、幅広い年齢の方に受け入れられ浸透しています。




そんなユーロ古着に魅せられたデザイナー宇多悠也氏が2016年AWにスタートさせたブランドそれが「outil」です。




フランス語で‘道具’を意味するOUTIL(ウティ)なにかしらの目的のための道具としての側面をもつモノとしての服という考え方のもと服作りをされています。




また都内のフレンチレストランのユニフォームのデザインなどもされています。




デザイナーの宇多悠也氏は20代前半の若い頃からよく古道具や古着の買い付けでヨーロッパに何度も足を運ばれており、中でもフランスに興味を持つようになりました。




元々ものづくりにも精通していたデザイナーはこうした中フランスの古着の要素を入れた服を作りたいと考えるようになりました。








そしてフランスの工場に足を運び服作りをしてくれる場所を探し、結果的に現在フランスでコレクションの一部を生産することとなりました。








今回ご紹介いたしますシャツはそのフランス製のものです。




こちらのシャツは生地に南フランスジュラ地方で採れたオーガニックコットンを100%使用しています。それによりナチュラルな生成色に仕上がり、表面はネップ感があり肌触りが優しくサラッとしています。




羽織としてもシャツとしてもお使いいただける1着です。







NAOTO

MARTIN FAIZEY 1.25inch Quick Reledase Belt

MARTIN FAIZEY

1.25inch Quick Reledase Belt

¥18,000+tax

color:black,brown

size:30,32,34

装飾品をあまりつけない男性のファッションにおいてベルトとは毎日着用するモノでありその人を表す大事なファクターであると思います。

feetsでは今期から新しいベルトブランドの取り扱いを始めました。それがこのMARTIN FAIZEYです。

2011年にスタートしたこちらのブランドですが、デザイナーのマーティン・フェイジー氏は優れたベルト職人であり、36年間英国老舗レザーブランドのベルト部門を担当していました。

そんな長いキャリアの中で彼が生み出した代表作がこちらのQuick Release Belltです。

元々はイギリスの消防士がホースを畳むのに使っていた金具のパーツを応用して作られたバックルをデザインソースにして生まれたベルトです。

特徴的なバックルは下部が開閉式になっておりワンタッチでバックルからベルトを引き抜くことなく緩めることができるようになっています。

さらにこのベルトには厚さ4ミリの堅牢なブライドルレザーを使用しています。

ブライドルレザーとはイギリスで1000年以上前から続く伝統的な製法で、革に何度もロウを塗りこむことで繊維を引き締めます。元々馬具に使用されてたこともあり非常に丈夫です。表面に白く浮き出ているのはロウで「ブルーム」と呼ばれており、ブライドルレザーの証でもあります。使用するうちに徐々にブルームが取れ、美しい光沢のある表情へ変化していきます。

イギリスの伝統を掛け合わせたMartinfaizyを代表する一本です。

NAOTO